ライフスタイル戦略! インターミッテント・ファスティングで、脂肪がどんど燃える体質を手に入れる!

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インターミッテント・ファスティングとは日本語にすると「断続的な断食」となります。

断続的とは、一定の時間ごとに物事が起きたり止んだりする状況を言い表す言葉です。

インターミッテント・ファスティングとは、その名の通り、食事をする時間としない時間を決めて実行するファスティング法で、食事の内容よりも、食事をする時間を管理する方法です。

ファスティング(断食)している時間が短いことから「プチ断食」とも呼ばれています

以前に紹介したボーンブロスファスティングにプラスして、このインターミッテント・ファスティングを取り入れることにより、よりファスティングの効果が高まります。

今回は、インターミッテント・ファスティングのうち「リーン・ゲーズ 16/8」という方法と、その効果をご紹介します。

★リーン・ゲーズ(Lean Gains) 16/8

24時間のうち16時間をファスティング(断食)して、残りの8時間のうちに食事を摂る方法です。

睡眠時間+数時間の断食で、16時間の断食時間を作ります。

例えば、夕食を20時までに摂り、次の日の12時(正午)まで食事を摂らないようにします。

インターミッテント・ファスティングが優れた効果を発揮するのは、HGH(ヒト成長ホルモン)が分泌されることです。

ファスティング(断食)を実行することで、ホルモンに変化が起き、体内に蓄積された脂肪をエネルギーとして燃やしやすくします。

レモン水を朝飲んだあと、12時ごろまで食事を摂らないことで、デトックス効果が得られます。

最初の食事までにお腹が空く場合は、午前中に完全無欠コーヒーや、ボーンブロス・スープを飲むのも効果的です。

完全無欠コーヒーは、オーガニックコーヒーに、グラスフェッドバターとMCTオイルをブレンドして作ります。

私たちの祖先は、何千年もの間、脂肪を燃やす戦略に従ってきました。

最近の研究はインターミッテント・ファスティングがアンチエイジング回路のスイッチをオンし、過剰な体重を減らすのに役立つホルモンと代謝調節を引き起こすことが報告されています。

さらにインターミッテント・ファスティングは、糖尿病、心臓病、さらには癌を予防するのに役立ちます。

インターミッテントファスティングは、健康やダイエットのためにできる最も報われるライフスタイル転換の1つです。

食欲をコントロールし、ホルモンを正常化し、アンチエイジングのスイッチをオンし、病気を予防するのに役立ちます。

インターミッテントファスティングの本質は、1日14-18時間、定期的に断食することです。

私も半年前から始めて以来、1日平均16時間の断食と、8時間の時間(通常は午前12時〜午後8時)で2食を食べています。

朝食や夕食を摂らずに飛ばしてしまう場合もあれば、1日2食を食べる場合もあります。

断食をするのに最も長い時間は36時間です。

この場合は、ボーンブロスファスティング(週2回)を行ってもよいでしょう。

断続的な断食は、あなたの代謝に及ぼすプラスの影響を与え、体重減少のために非常に効果的です。

すべての断食が効果的な訳ではありません。

断食のやり方によっては、実際にあなたの体に有害になる場合もあります。

ファスティングは、あなたのDNAに組み込まれた生き抜くためのプログラム

狩猟時代の私たちの祖先は、食べ物の確保で長い時間を費やし、次の食事を見つけたりするまでに時間がかかったり、予定より早く食べることが出来たりしました。

これは何千年にもわたって起こりました。

私たちのDNAがプログラムされたのは、この長い期間の生活様式に基づいてされています。

そして皆さんは、私たちの祖先が1万年前に摂っていた砂糖の量は、1年間に小さじ22杯だったことをご存知ですか?

それが今では、年間63kg、小さじ21万杯にものぼる量の砂糖を消費しています。

インターミッテント・ファスティングの一番の効果は、あなたの体を砂糖を主たるエネルギーとして活動するシュガーバーニングから、脂質を主たるエネルギーとして活動するファットバーニングにシフトさせることにあります。

この戦略と以下の最新の栄養学に基づいた脂肪燃焼プログラムを組み合わせると、脂肪の燃焼を加速させます。

インターミッテント・ファスティングであなたの健康を増進する

あなたがエネルギーとして脂肪を燃やす前に、体内のグリコーゲン貯蔵庫(砂糖倉庫)を空にする必要がありまのす。

貯蔵庫を空にするには、最後の食事から約6〜8時間かかります。

あなたが食べるたびに、これらの “砂糖倉庫”は補充されるので、エネルギーとして脂肪を燃焼するには、食事の後6~8時間を待たなければなりません。

満腹ホルモンと言われているレプチンは「満腹だから食べるのを止めなさい」という信号を発信します。

またレプチンは、食事をしていないときに「脂肪を燃やすように」と体に指示する役割をもっています。

身体を脂肪燃焼モード(ファットバーニング)に変えると、食事もより少ないカロリーで満足するようになります。

これはファスティングの最大の贈り物であるアンチエイジングとも大きく関係しています。

それでは、どのようにして14~18時間のファスティング(断食)を断続的に行えるでしょうか?

あなたが脂肪を燃やすファットバーニングになると、食べ物の欲求を抑えることができます。

ファットバーニングは、あなたを理想の体型に保ち、痩せた体を維持し、筋肉を付け、老化を防止します。

また細胞レベルでみると、細胞膜上の受容体を癒し、ホルモンバランスを正常化するのに役立ちます。

インスリン抵抗性は、太れば太るほど増してきますが、その根本には、細胞受容体の機能低下の問題があります。

簡単にいうと、インスリンが血液中にある時でも、細胞がそれに反応しなくなります。

これはいずれ2型糖尿病に進行していきます。

ある研究では、インターミッテントファスティングは、カロリー制限では出来なかったホルモンや細胞の健康を正常化するのに役立つことが報告されています。

アメリカの有名な細胞治癒の専門家、ダニエル・ポンパ博士は次のように述べています。

 「ホルモンを正常化するには、細胞に存在するホルモン受容体を正常化する必要があります。細胞レベルの炎症はこれらの受容体を鈍らせ、ホルモンは細胞にメッセージを伝達することが出来ません。」

簡単に言うとデブの根本原因は、細胞レベルの炎症、代謝の異常に始まっていると教えてくれています。

私たちの細胞レベルの炎症を抑える栄養学と、インターミッテントファスティングを組み合わせると、細胞受容体を癒し、細胞と細胞の神経伝達を『正常化』します。

インターミッテント・ファスティングを行うと、癌や糖尿病などの病気になるのを防ぎ、理想の体型になるのを助けます。

インターミッテントファスティングで、ヒト成長ホルモンの分泌を加速する

最近の研究では、空腹時にHGH(ヒト成長ホルモン)が、男性で2,000%、女性で1,300%増加することが判明しました。

脂肪を燃やし、アンチエイジングに関心がある人は、HGH(ヒト成長ホルモン)に注目するとよいでしょう。

HGH(ヒト成長ホルモン)の分泌を促すことの利点について、ここにまとめておきます。

①筋肉の量を増やし維持する

②脂肪を燃焼する

③運動能力を最大限に引き出す

④骨密度を増加させる

⑤免疫システムを強化する

⑥気分を高め幸福感を最適化する

⑦アンチエイジングを促す

HGH(ヒト成長ホルモン)の分泌を促す方法は、ファスティングの他にも運動による方法などがありますが、ファスティングは最も強力な戦略のひとつです。

ダイエットコンサルティングを受講して頂いているクライアントには「睡眠中にヒト成長ホルモンの分泌を最大限にしたい場合は、インターミッテント・ファスティングの食べ方を意識してください。」と伝えています。

インターミッテント・ファスティングを行うと、HGH(ヒト成長ホルモン)が分泌されます。

さらに、脂肪燃焼を促進します。

あなたが食べる物によっては、あなたの体は砂糖で燃えるシュガーバーニングの状態に簡単に戻ってしまいます。

シュガーバーニングの状態はあなたのエネルギーを枯渇させ、ホルモンバランスの不調を引き起こします。

インターミッテッント・ファスティングはアンチエイジングをもたらします

皆さんは、世界中にある 地域 “ブルーゾーン” をご存知ですか?

世界には、平均的な他の地域の10倍も多くの人々が100歳以上まで健康に生きる地域があります。

環境やライフスタイル、たとえば運動や食事といった要因が重なり、長く、幸せに、かつ健康に生きられるとされる地域です。

人口統計学者のミシェル・プーランとジョバンニ・ペスがこのような地域を “ブルーゾーン”  と名付けました。

これらのブルーゾーンの人々はカロリーをカットしようとしておらず、むしろ食べ物をバランスよく満足するまで食べています。

栄養素とカロリーが高いと、体はより満たされた状態になります。

対照的に、標準的な現代の洋食は、食物の栄養素が枯渇しており、無駄にカロリーが高いです。

インターミッテント・ファスティングを試みると、体内の細胞レベルで代謝がよくなり、神経伝達経路を癒すのに役立ち、摂取するカロリーは自然に少なくなります。

空腹ホルモンであるグレリンをコントロールすることが、食欲を減らすのに役立ちます。

そして、この空腹ホルモンであるグレリンのコントロールなくして「長期的なダイエットの成功は決してない」と考えてください。

空腹ホルモンのグレリンのコントロールは、ボーンブロスファスティングや、インターミッテント・ファスティングを行うことによって実現することができるのです。

効果的なインターミッテント・ファスティングを実行する

あなたがこの記事に興味があることは、インターミッテント・ファスティングに挑戦したことがある、又は取り組んでいる可能性が高いかもしれませんが、まだまだ一般的ではないダイエット法です。

実は研究で、人によるインターミッテント・ファスティングの試験が、動物試験とは違う結果が報告されたことがありました。

しかし、この研究には欠陥がありました。

次のような状態で、インターミッテント・ファスティングの効果が正しく得られなかったからです。

①典型的な西洋食(50%の炭水化物、14.5%のタンパク質および1%の食物繊維)を摂取していた。

②よく血糖値を上げる食べ物(果物を含む)を摂取していた。

③でんぷん質の低食物繊維食品を摂取していた。

高炭水化物、低たんぱく質、低食物繊維の食事を摂取すると、ホルモンを対外へ排出してしまいます。

このような食事には、次のような副作用があります。

①シュガーバーニングから抜けられず脂肪を蓄え、体重を増やします

②1日を通して食欲のレベルと頻度が増します。

③エネルギーレベルが低下します。

これらの条件は、インターミッテント・ファスティングの恩恵を受けることを妨げるものです。

このライフスタイル戦略は、次の場合にのみ効果が発揮できます。

適切な栄養比率(高食物繊維、高たんぱく質及び低炭水化物)を守る。

 タンパク質は小腸および大腸におけるPYY(ペプチドホルモン、アミノ酸が鎖のように連なったもの)の最大量を分泌し、満腹感を感じます。

この栄養比率は、空腹に抵抗し、満腹感を促進することが証明されています。

インターミッテント・ファスティングを行う上での最適な組み合わせは(高食物繊維、高たんぱく質および低炭水化物)です。

低炭水化物はインスリンレベルを正常化し、脂肪燃焼モードであるファットバーニングのスイッチをオンするのに役立ちます。

血糖値を上昇させる食品を避ける。

 果物(バナナ、スイカ、ぶどう)を、食べる続けるインターミッテント・ファスティング戦略は、失敗するためにのためにやるようなものです。

酵素ドリンクや、フルーツジュースを飲むファスティングも同じ結果をもたらすでしょう。

なぜなら、砂糖で燃えるシュガーバーニングの体質を、脂質で燃えるファットバーニングの体質に転換することが出来ないからです。

フルーツを食べてもよいですが、それらは適量を摂取し食べ過ぎず、ほとんどの時間は血糖値を安定させることに気を付けて過ごしましょう。

果物を取る場合は、1食あたり、1/2カップ程度にしましょう。

糖質が少ないベリー類(いちご、ブルーベーリー、ラズベーリーなど)は、どうしても甘いものが食べたくなった時のオススメの食材です。

③良質な食品を選択する。

グラスフェッド牛の肉、バター、サーモンなどの淡水魚、地鶏の肉など、平飼いで良質な動物性たんぱく質を摂取しましょう。

それらは、理想的には、栄養が豊富で加工されておらず、有機的で化学調味料・防腐剤フリーでなければなりません。

インターミッテント・ファスティングの恩恵は、いままでで最も報われるライフスタイル戦略のひとつです。

インターミッテント・ファスティングを、ライフスタイルの一部として取り込むことによって、健康レベルを引き上げることができます。

痩せている女性がファスティングをする場合の注意事項

ファスティングをすると、人の寿命を延ばす遺伝子と同じ遺伝子が、「女性の生殖能力を抑制する生物学的メカニズムを引き起こす」可能性があります。

ジョーンズホプキンス大学のマットソン博士はこう述べています。

「寿命を延ばすことが知られているファスティングと激しい運動をした場合は、エストロゲンレベルを低下させます。それによって体組成を調節し、女性の生殖能力を抑制する場合があります。これは明らかに、食糧不足という苦難の条件に早期適応するためのメカニズムの一部です。したがって妊娠中および子育て時は、ファスティングの時期としては適切ではありません。」

このアドバイスは、特に痩せている女性に行う必要があります。

ファスティングは、その人、その人のライフスタイル戦略に従うものであり、どのような方にもオススメできるものではありません。

私のクライアントのほとんどは、週末にインターミッテント・ファスティングを行い、完全なファスティング(断食)は行いません。

さらに私の女性クライアントが、健康を持つのに十分な脂肪組織を保持できないところまで、カロリーを制限したりはしません。

痩せた彼女たちを見たならば、皆さんは「あなたは痩せて美しいですね」と言うかもしれませんが、それが健康であるとは限りません。

『健康そうに見える』ことと『健康だ』ということは、全く別の話しなのです。

個人的なインターミッテント・ファスティング体験とまとめ

私はインターミッテント・ファスティング戦略を半年以上にわたって続けてきましたが、いくつかの素晴らしい結果を得ることができました。

ボーンブロスダイエットと、インターミッテント・ファスティングの組み合わせにより、私のエネルギーはさらに増え、肌など多くの若返りを体験しました。

体重は減少しつづけ、30代、40代で中年太りしていた体重は、一気に20代の若かりしころの体重に戻っていきました。

さらに筋肉は、数kgの増加がありました。

まとめると、インターミッテント・ファスティングは、健康的なライフスタイルを求める人と、健康をより良いレベルに引き上げたい人のためのライフスタイル戦略です。

インターミッテント・ファスティングを行う主な利点は次のとおりです。

①インターミッテント・ファスティングは心臓病、糖尿病、がんのリスクを軽減します。

②典型的な洋食を食べたり、血糖値が上がる食品を食べる人には効果がありません。

③インターミッテント・ファスティングは、高食物繊維、高たんぱく質、低炭水化物の栄養戦略に従うときのみ最適化されます。

④この戦略を最も効果的にするのは、36時間のファスティングを行うことですが、もっとも簡単に習慣化させる戦略は6~8時間以内に2〜3回の健康的で満足のいく食事を食べることです。

⑤あなたがすでに妊娠していたり、赤ちゃんを授かりたい妊活中の女性の場合には、この戦略を子供を生んだ後にやり直すことをお勧めします。

最後に

あなたがもし現在、病気を抱えている場合には、特にライフスタイルを変える前に医師のアドバイスを求めましょう。

 

あなたの健康とエネルギー豊かな生活のために。

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