昨日、北海道から帰ってきました。
ヘルスデザイナーのはっしーです。
皆さんは「エシカル」という言葉をご存知ですか?
「エシカル」とは、
「人と社会、地球環境のことを考慮して作られたモノを購入あるいは消費する」
という意味です。
実は私たち消費者は、日々の買い物を通じて、世界に影響を与えるような大きな力を持っています。
例えば、コットンの問題があります。一般的なコットンの生産には大量の農薬が使われます。
世界の全農作物の耕作面積のうち、コットン畑の割合は約5%を占めていますが、農作物に使用される殺虫剤の約25 %が、コットン畑に使われているのです。
この農薬によって健康被害で毎年約2万人が亡くなり、300万人もの人々が、慢性の病に苦しんでいます。(WHO調べ)
ここで犠牲になるのが、発展途上国の子ども達です。
インドでは40万人の子供たちが、農薬まみれのコットン畑で強制労働をさせられています。
このようなことを知ると、私たちの消費の行動も変わってきますよね。
日本の食も、まだまだ「おいしい」で終わってしまっているだけで、その食材の背景や、抱えているストーリーが見えないことが多いのではないでしょうか?
例えば、オーガニックの市民権は、まだまだ得られていませんし、有機農産物の格付けがされているのは、全農産品の0.24%とのことです。
アニマルウェルフェアの考え方も海外と比べると意識が低すぎると言わざるをえません。
2020年の東京オリンピックに向けて、金メダリスト9人(レガシー・フォー・アニマルズ)が食材のアニマルウェルフェアを求めたニュースもあまり大きく取り上げられませんでした。
↓レガシー・フォー・アニマルズ
畜産の現場での、アニマルウェルフェアとは「快適性に配慮した家畜の飼養管理」と定義されています。
ただ畜産の現場では、消費者を誤解して語られいると思います。
例えば、
・安くて見かけが綺麗(曲がっていないとか泥がついていないとか)なものを求めているのは消費者だ。
・霜降り肉じゃない硬くて美味しくない赤身肉は売れない。
・卵なんてみかけ同じなんだから、沢山安く提供すればよい。
こんなことは、幻想にすぎません。
消費者は、「安い」「うまい」というだけの理由では選ばないはずです。
正しい事実や真実を伝えれば、より良い選択ができるのです。
例えば、
・安くて綺麗な形ですが、農薬がべったりついた野菜です。
・狭い牛舎に閉じ込められて、穀物を与えられ、病気予防のために抗生物質を使用され、最後には糖尿病になって立てなくなって、出荷された霜降り牛(A5ランク)です。
・ワイヤーでできたバタリーケージで飼育され、B5サイズ程度のスペースしかない藁一本ないケージで卵を産むマシンとして、鶏たちが苦しみながら生んだ卵です。
そしてこういう育てられ方をした野菜や家畜を「安いから食べたい」と思う消費者がいるでしょうか?
もっと簡単にいうと、
「動物を虐めて製品としか見ていない人」
から、畜産品を買いたいと思わないのではないでしょうか?
そして、子供たちにその事実を語れますか?「安いから買うんだよ」っていえますか?
「エシカル」を推進するためには、私たち消費者が力の大きさを認識し、「買う」という行為をしっかりと考えて行うことが必要なのではないでしょうか?
そして、生産者からは、もっとその食材の背景やストーリーを聞きたいと思います。
明日のメルマガでは、1年ぶりの八雲牧場を訪れてのレポートをお届けします。
「アニマルウェルフェア」が、当たり前の八雲牧場に訪問してお話しを伺いました。
国内産ボーンブロスは、エシカルをしっかりと意識した自然環境に配慮した製品です。
●オーガニック
●動物福祉
●国産材使用
●持続可能な循環型畜産
次回、詳しくお話ししますね。
ボーンブロスはリピーター続出です。
既に、500個が販売完了しました。
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ヘルスデザイナー はっしー